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スタッフブログ

2022/05/09
勤務地13
投稿者:代表君野

中之島の現場は大阪都心ということもあって、寮からは阪急箕面線、阪急宝塚線、

 

大阪環状線と乗り継いで現場に辿り着くのでした。約1時間ちょっとの比較的短い

 

通勤時間です。泊まり込みの必要のない現場は、仕事とプライベートがはっきりと

 

して、今までになく働き易いものとなったのです。

 

やや時間にも余裕が出来て、仕事以外の趣味や余暇を楽しむ気持ちになれたのは

 

よかったのでした。会社のテニス部や西区の山岳同好会、設計部を中心とした古建築

 

探訪は、若い時分に出来ていい経験となったのでした。

 

働き易いと言えば、この頃建設業界はやっと労働組合が設立されようとしていました。

 

他の産業に比べて1周も2周も遅れた労働環境は、働く社員の熱意と高い職業意識から

 

来る義務感によって何とかやってこれていました。

 

しかし時代はそのような古い体質を打破しようとする機運に溢れていたのでした。

 

乾さんは組合活動に関わるようになって、所長のいない時間を見ては電話連絡を

 

入れていたのでした。

 

仕事に組合活動に忙しい思いで日々過ごしていたように見えました。

 

乾さんは「組合活動にあまり期待はしていないが、人の前で話す訓練にはなるな」と

 

言って役を引き受けたことを前向きにとらえていたのです。

 

土佐人で、冗談はあまり言わないのですが一言が堪えることもありました。「君野、

 

お前はもっとやると聞いていたのだが」と言われたことが忘れられませんね。

 

企業内組合でどちらかというと御用組合と言われるものになるのですが、

 

社員には高揚心が湧いていたのも事実でした。

 

靭公園や本社集会室での集会も幾度か開かれて、当時の熱気は相当なものがあり

 

ましたね。丁度高校生の頃、長髪を認める認めないの議論が高まり、先生と生徒の

 

関係は緊張状態にありました。生徒は豊玉姫神社に参集しては、奇声を上げたことを

 

彷彿させるのでした。

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