2022/08/26キャンセルの術
何か忍術のようなことを言っているように聞こえるかもしれない。
ですが決してそうではありません。象徴的なワードで自分に言っているだけのことです。
若い頃貪欲にあちこちと出かけて行っては学んでいました。
本業である建築のことはもとより、営業ノウハウや○○塾のようなどちらかというとメンタル
面を育む教えまで幅広くに亘っていました。
今では考えられませんが、主催者は「こちらに出向かなければそのような貴重な情報は手に
入りませんよ」というスタンスがもっぱらでした。
そしてそこでの先生のコンテンツを、今度は毎月のテープに編集しているのでテープ会員に
なれば家に居ながら勉強できます、と言われると決まって買うことになるのでした。
そのお陰で書庫の棚はセミナーテープで一杯な状態です。もう何年も手にしていませんが
若い時分に一生懸命だったことが記憶にあります。
今みたいに広くエンド側の人間は情報に触れることが出来ない時代で、ほんのこの前の事
でした。
特に鹿児島は遠いので日帰りとはいかないことが多かったので、旅費は嵩むのでした。
講義は終わっても飛行機が既にない時間になっているのです。それを思うと今の情報の伝達
手段は誠にありがたいものです。しかしこれは表向きのことで、遠隔地ならではの楽しみが
別にあったのです。
級友と会う、かつての職場仲間と会う、そこで久しぶりに近況を語り合うことは何とも言え
ない幸福感を味わうのでした。
更に折角遠くまで来たので、一つくらいは名所を見てみようかとなり、そこから出かけること
も多くありました。
さて本題からずれてしまっていますが、そのようにして出かけて行った先で手にした情報が
キャンセルの術です。主にメンタルな点を修復出来る手軽なもので、難しいことは何も
ありません。ですがとてもシンプルで効果の大きいテクニックですので、知っていて損は
ないと思っています。
次回にそのことをお伝えできればと考えています。