2021/04/07正対する家
別府の家では朝早くから日が指すものの、昼頃になるともう影が指し始めて
冬は寒いということでした。この東向きの家は、当然そのようなことが
起きますので、住んでいる人は日の指す時間がもう少し長ければいいのに、
と住み始めてから気付くものです。
片や南から西に45度位寄った南西を向く家は、朝日が指すのはだいぶ時間が
経ってからになります。夏ならいざ知らず、冬の太陽が恋しい季節は日の当たるのが
待ち遠しくてたまりません。このような土地(きちんと南を向いていない土地)に
家を造るときは、十分にお客様は太陽の日差しがどのように当たり、どこに沈んでいくのかを
説明してもらい、理解することが大事です。後々残念な思いをするのは、
予め会社から聞かされていないことで、結果予想外の出来事だと思うからです。
さてそのような土地に家を造るとき、何か事前に手を打つことで問題のない家に出来ない
ものでしょうか?
その方法が一つだけあります。それは簡単なことで、太陽に向けて家を造れば
良いのです。敷地に正対するのではなく、太陽に正対する造り方です。
そうすると太陽が南中した時に、真っすぐに日差しが部屋に入りますので、
正午の時報のような働きもしてくれます。これまで10棟近くそのように家を
造っておりますが、お客様には大変好評です。皆様も日差しが良く当たり、
メリハリのある日光を浴びながら過ごす家に住みたいと思いませんか。
ただし良いことの裏側には、マイナスなことも抱き合わせるように
して付いてきますのでよく検討を重ねる必要があります。