楽しい家のスタッフが日々豊かで楽しい家をつくるためののコラムを更新中！

家造りを考える時、間取りを最初に考えるのは皆さん一緒だと思います。

 

では次に何を考えるでしょうか。「外観ではないですか」そうですね、多くの人は

 

間取りが決まりましたら、建物の姿がどのように見えるのかが気になります。

 

「こんな家を造りたい」と言っているのは実は、外観のことを言っていることが多いですね。

 

シンプルなデザインで軒を出さず、シュッとした形が好きと言う方は多いです。

 

今のトレンドにもなっているようです。勾配の少ない片流れの屋根を向き合わせて、

 

あるいはボックス状に仕立てて姿形はとてもスマートです。しばらくこの流行は続くのではと

 

思っています。外観に統一感があり整っている印象のする家は、窓の配置や選び方がうまいと

 

いつも思っています。

 

部屋からのニーズと外観の美とのせめぎあいが上手に取れています。

 

部屋のニーズを優先すると、生活するのに使い勝手の良い窓が選ばれて快適なものに

 

なります。一方外観的には大小の窓や縦横に個性的な窓があって、まとまりのある姿には

 

なりません。ですからこれはどちらがいいとか悪いとかというものではありませんね。

 

生活する上で便利な窓、外観的な美観から選んだ窓ということになります。

 

窓の形状は引違いと玄関戸しかなかった時代とは違い、デザインサッシュと呼ばれるものが

 

沢山出てきて、よりどりみどりの状態です。横に長いもの、縦にスリムなもの、ワイドで

 

背の高い窓等、更に開き勝手は縦横に滑るように開くもの、手前に開き雨の心配がないもの

 

など機能性を考えて造られたものもあります。サッシュメーカーのカタログを見ていると、

 

窓からの視点で家造りが語られていますので勉強になります。皆さんも手に取ってみては

 

いかがでしょうか。窓のことを考える事で、家造りの多様な考え方が出来るかもしれません。