2022/11/23変らないもの
郷里に帰ってきている関係で、たまに母校の高校へ出掛けていくことはあります。
創立110周年記念行事以来ですので、3年振りのことになります。
今回お邪魔したのは文化祭があるとのことで、同級生と連れ立っての訪問となりました。
職員室に行き、教頭先生の案内で校舎や教室、実習室(工業系の学校にはある)を見て
回り最近の学校の様子や進路状況を説明してもらいました。
実は文化祭に合わせて、同級生の平山君による建築設計パネル展が同時開催されたのです。
教室を一部屋借り切ってのことで、この30年の実績と歴史を展示したものです。
横浜で本開催された展示でしたが、後輩のためになるならという彼の母校愛に満ちたもの
でした。この事が後輩の刺激と発奮になればまたいい成績を残せるのではと期待しています。
何年か前からは建築設計コンペに優秀な成績を残せるようになったようで、やはり後輩の
活躍は嬉しいものです。
指導しておられる先生の力は大きいのかなと思っています。
卒業以来49年になりますが、本校舎と体育館は残っており全体の雰囲気は変わることなく
そのままでした。体育館では当時当たり前のようにビンタを貰い、怒鳴り声を上げての指導
が瞬時に思い起こされるのでした。
今では過ぎ去ってしまい思い出の一コマになりましたが、当時は相当苦悩したように記憶
しています。
それから南薩地方ゆえに問題も抱えていて、学生の募集には大変苦労している様子です。
学校編成の波にのまれないようにと、学校側は必死に頑張っていますが、いかんせん人が
少なすぎます。将来を見ると厳しい現実は変りませんが、何とか無くならないようにと
願うばかりです。
そして一人でも関心を持ってもらおうと新しいことにも挑戦して、鹿児島市の南部地方から
学生を呼び寄せるなどして奮闘の様子が窺えます。