2021/04/01社会人デビュー
また新しい年度が始まりました。真新しいスーツ姿に当時の自分を重ねています。
今、学校生活を終えて社会人一年生としてのスタートを切ることが出来ました。
生まれてから20年程度の長い歳月を経て、やっと社会に貢献することが出来る
ようになりましたね。今迄は親の庇護の元で、あるいは学校に属してと自分に纏う
ものがありましたが、社会には一人の人間の資格だけで生きていくことになります。
ついこの前だったように感じる私の新人時代も、ありありと五感でもって記憶して
いますので、鮮明な肌感覚を蘇らせています。
何十年も働くことになる第一歩目です、いい先輩、いい会社、いい協力会社との
出会いがあればいいですね。でも3年後には4割位が離職していると聞きますから、
もう少し粘ってもいいのではと感じないでもありません。
会社に見切りをつける理由が「自分に合わない」というものがあります。
とても気になることですので、どのような所が合わないのか知りたくなります。
批判されることは覚悟して言いますと、また真実として言いますと
「新人のあなたに合うようには社会は出来ていません」ということです。
むしろ「あなたが社会(会社も)に寄り添いながら、自分のポジションを見つけていく」
ことが肝心と思うのですがいかがでしょうか。3年位では自分の適性は分かりませんので、
粘ってやるうちに「好きな仕事だと思えるようになってきた」と言う態度に
なるかもしれません。とにかく早く見切りをつけないで、「粘ることも一つの修業」位に
考えていいのではと思います。